2017/3/26

先日、いつも髪を切ったり染めたりしてもらっている美容師さんと海外旅行の話しになって、その美容師さんは仕事でも旅行でもよく海外にいくようなのですが、その方は、あそこは感動したとか、あそこはそんなに感動しなかったとか、過去に行ったことのある場所の感想を「感動」ということばを使って語っておられました。その方には、楽しかったとか、誰といったかとかではなくて、訪れた場所で自分が感動したかどうかがもっとも重要で、その方のはなしには友達も仕事仲間も登場しないのです。その方の「感動」とは、その方が感じる生きる喜びのことなのだとその時僕は思いました。考えてみれば、僕はその方のそういったところを尊敬していたのでした。自分がどんなことに喜びを感じるかは自分自身がよく知っている。そりゃそうだといえばそうなのですが、それを自分の内側で掴んで自覚するのは簡単なことではないような気がします。僕もたまに自分が何に喜びを感じていたのかわからなくなるときがあって、そういうときはすごく混乱します。しなければならないことをするのは日々生きている中で避けられないことだけれど、知らぬ間にその渦の中に飲み込まれてしまうと、あれ、どうして生きているんだっけ、となってしまう。人が生きるのは、生きなければならないからじゃなくて、生きる喜びを感じるためだと僕は思います。今日も喜びを探してたくさん呼吸しました。